スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東電・大手マスコミ中国接待ツアーの何が問題なのか。

2011y03m31d_000250984.jpg

東電・勝俣会長会見(6)「社長から辞意は出ていない」
2011.3.30 17:34 (2/4ページ)

Q 事故当時、マスコミを引き連れて、中国へ訪問旅行に行っていたのか。旅費は東電持ちか。避難所に職員を出しているといっているが、南相馬市には東電から電話もないと聞くが

勝俣会長「全額東電負担ではない。詳細はよく分からないが、たぶん、多めには出していると思う」

Q マスコミと東電の癒着について

「マスコミ幹部というのとは若干違う。OBの研究会、勉強会の方々。誰といったかはプライベートの問題なので」

Q どの社なのか

勝俣会長「責任者の方によく確認して対応を考えさせていただきたい。2~3日中にどういうことになっているか照会したい」

Q 南相馬市への電話は

勝俣会長「南相馬にどうしているのか把握していない。ほとんどのところに社員を派遣している」

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033017340043-n2.htm


これね。
ニコ動とYouTubeにアップされてたんで、全部見ましたけどね。
まさか、このやり取りを大手マスコミが報じるとは、思わなんだ。「産経さんGJ!」と言うべきか、「産経さんKY!」と言うべきか悩みますw
ところで、この質問をしたのはフリーランスの田中龍作という人なんだが、実際にはもっと辛辣に問うてます。
まずはこの部分の動画と、その書き起こしから見ていきましょうか。



田中 「日本インターネット新聞社の田中龍作と申します。二点だけ勝俣会長にお伺いいたします。事故当時、会長はマスコミ幹部を引き連れて中国旅行に出かけていたと与党の国会議員が言っております。この旅行は東電持ちだったのでしょうか?これが一つ。で、もう一つ。先ほど会長はこの記者会見で避難所に職員を出してると仰ってましたが、南相馬市、いまメジャー、注目を浴びてる南相馬市には電話一つきてないそうです、東電さんから。もちろん職員も来てないと。これは事実関係。この二つについて。マスコミ幹部を引き連れれの旅行は東電持ちだったのか、というのが一つ。もう一つ南相馬市への職員を出しているのか。事実関係をお話しください」

勝俣 「はい。私どもも当然のことながらと言いますか、自分たちの分、それから一部の負担ということをしておりますが、全額東電分負担ということではない」

田中 「じゃあ一部持ったということですね」

勝俣 「はい?」

田中 「一部持ったということですね。マスコミ幹部への旅費は一部東電さんが持ったということですね、では」

勝俣 「私も詳細はちょっとよく分からないんですが、たぶん少し多めには出してると思う。自分たちの分より少し増えてると思う」

田中 「いまマスコミと東電の癒着がずいぶん国民のあいだに不信感がられてますが、じゃあお認めになるわけですね。癒着を」

勝俣 「東電幹部、あ、あの、マスコミ幹部ということは若干ちょっと違いまして」

田中 「編集委員ですか、論説委員ですか」

勝俣 「いえいえ、もうみんなOBの方々の、どちらかというと研究会、勉強会の方々ということであります」

田中 「具体的に名前を明かしていただけませんか。何々テレビのなんとかさんとか。」

勝俣 「いえ、これはまあ、私のプライベートに関わる問題であり、私から出すわけにはいきません」

田中 「これはプライベートではありません。マスコミは役所だとか公共施設に記者室の広いところをただで入ってるんです。税金も払わずただで入ってるんです。これはプライベートじゃないです」

勝俣 「それは私からは申し上げるわけにはいきません」

田中 「公共的責任を放棄してるんですか」

勝俣 「そこの言ってみれば責任者の方に相談して、どうするのかというのは対応は考えさせていただきます」

田中 「いつ明らかにしていただけるんですか」

勝俣 「二、三日中にちょっとどういうことになってんの、どういう、こういうようなお話があったけどもどうか、ということで照会して」

田中 「二、三日中に隠蔽工作やるんじゃないんでしょうね」

勝俣 「いや、ちょっと私も、ちょっと全然よく分かってないんですが、そこはちょっとよく調べて」

田中 「そういう旅行があったから原発はクリーンでエコなエネルギーというふうにテレビがずっと国民にすりこんできたんです。どうお考えですか」

勝俣 「いや、そういうふうには全然思っておりません」


質問というより、糾弾をしてるような印象さえ受けますね…。なんというか、違和感を感じる。会見の場で記者クラブ批判などしても、意味が無いだろう。
で、この接待疑惑なんだが、田中龍作さんは「与党の国会議員が言っております」としているんだが、そもそものネタ元は、数日前に発売された週刊誌のようです。
こちらなんだが。


2011y03m30d_235355515.jpg

2011y03m30d_235521156.jpg

週刊文春 2011年3月31日号 / 3月24日発売

東電醜聞告発は事実だった!中国ツアー「大手マスコミ接待リスト」を入手!

―夜の料亭や高級クラブでの接待、原発視察を兼ねた温泉ツアーへの誘い・・・。大手新聞やテレビ局、小誌(週刊文春)を含む雑誌、ミニコミ誌まで、東電のマスコミ懐柔網は編集幹部から末端の記者にまで縦横無尽に張り巡らされている。その象徴が、日中友好を旗印にした東電幹部とマスコミが参加する“中国ツアー”だったー

参加者の一人が明かす。「今回東電から参加したのは勝俣会長と副社長の鼓(つづみ)紀男氏ら三人でした。他には中部電力や東京・中日新聞、西日本新聞の幹部や毎日新聞の元役員、月刊誌編集長、元週刊誌編集長などがいました。このツアーはすでに十年続いており、参加者は全額ではないにせよ、一部負担金も出しています。金額?それは勘弁してほしい」

小誌が発見した過去十年の参加者リストには、東電、関電、中電の錚々たる幹部のほか、現法務大臣の江田五月参議院議員ら政治家や連合元会長で現内閣特別顧問の笹森清会長、さらには大物マスコミ人がズラリと名を連ねていた。

〇五年と〇六年、〇八年の訪中では東京電力顧問の荒木浩氏が団長を努めており、勝俣会長も今回を除き二回団長に就くなど、一見する限り東電のアゴ足付きツアーの様相を呈している。

◆歯切れの悪い参加者

ツアーを主催している月刊誌「自由」の元発行人、石原萌記氏(86)はこう語る。「私は東電の社長だった故木川田一隆先生との縁を通じて、総務担当だった平岩外四先生(元東電会長で、元経団連会長)と知り合い、以来彼が亡くなるまでの五十三年間、縁戚のように深い付き合いをしてきました。彼の助言で始まったのがこの訪中ツアーです。私以外の参加者の負担金は各五万円。実費は東電が持つ。他の参加者の不足分は私が何とかして集めるという形でやっています」

ツアー参加者リストは、石原氏が自著『続・戦後日本知識人の発言軌跡』(自由社)の中で明らかにしていた。


東電始め電事連のマスコミとの癒着に関しては、今までもいろいろ言われてますが…。
上杉隆さんは、あるインタビューで、こんな事を言ってますね。

上杉隆 緊急インタビュー

根拠なき安全神話にすがるのは「砂の中に頭を入れるダチョウ」と同じ 2011年03月29日 (火) 掲載

事故発生当初から「東電は事故に関して隠している、嘘を言っている」、「政府は騙されている。メディア、記者クラブは、東電が最大の広告主、クライアントだから遠慮して言えないのではないか」と、自分の出演しているメディアやラジオ番組で言い続けていました。すると、番組終了後にプロデューサーが来て「今月末で番組を降りてくれ」と言われて番組を降ろされました。別の番組でも東電を批判したら、そちらでも「降ろせ」となって。しかし、その番組のプロデューサーは強い人で、逆にスポンサーなしで番組をやったんです。他にもいくつかあるんですが、そういう民主主義国家とは思えない状況が起こっていて、TEPCO(東電)や電事連(電気事業連合会)を批判すると、どんどんメディアを降ろされる。もちろん、他のフリーランスも同様です。テレビや新聞にとっては、東電は最大の広告主だから一切黙ってしまっている。テレビはいまだにTEPCOのコマーシャルをやっていますよね。今週は新聞の全面広告もやっている。こんなに不祥事を起こしているのに新聞広告をやっている。そんな大金があるんだったら被災地に送ればいいのに。

タイムアウト東京
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2754


上杉隆さんのインタビューは、自身が体験したことを述べているんで、具体的で説得力があります。
では、週刊文春がすっぱ抜いた『大手マスコミ中国接待ツアー』についてはどうか。
この接待というかツアーに、実際に参加した編集者の方はこんなふうに述べています。

元木昌彦の深読み週刊誌

福島で今こんな事が起きている!「週刊文春」青沼陽一郎の現地ルポ出色
2011/3/24 18:39

私も参加していた「マスコミ接待リスト」記事の中国ツアー

最後に、私に関わる記事があるので、紹介しておこう。「中国ツアー『大手マスコミ接待リスト』を入手!」がそれである。先週のこの欄で、地震当日には中国・北京にいて、「グループの中に東電のトップ2人がいた」と書いた。勝俣恒久会長と鼓紀男副社長なのだが、文春のタイトルだけを見ると、東電の接待でとんでもない豪華旅行をしていたように誤解されるといけないので、少し説明しておきたい(文中に私の名前は出ていないが、電話取材に答えてはいる)。

この訪中団の正式名は「愛華訪中団」といって、『自由』という雑誌を出していた石原萠記さんの呼びかけで始まり、すでに10回になる。趣旨は日中の人間が忌憚なく話し合うことで友好を深めようというもので、私もその趣旨に賛同して、時間の都合がつけば参加している。

中国政府側の招待だと聞いていたが、石原さんを通じて、東電側からもいくらかお金が出ていたのだろう。

部屋は相部屋で、かなりの強行軍である。文春が心配しているこうした東電の接待によって、「原子力行政を監視するメディアの目に、緩みは生じなかったか」という疑問には、こう答えた。

私は昔も今も「原発反対」派で揺るぎはない。また、中国に招待されたからといって、中国寄りになることもない。中国政府やメディアの人間と、幾度か殴り合い寸前まで口論したことがある。元週刊文春編集長で、現在、反中国の急先鋒月刊誌の編集長も元週刊新潮副編集長も、この中にはいる。

J-CASTテレビウォッチ
http://www.j-cast.com/tv/2011/03/24091244.html?p=all


実は東電に限らず大企業の中には、マスコミ相手にこうした『勉強会』を催しているところは多い。今もやっているかどうかは知らんが、資生堂はライターに対して、勉強会を主催してたしね。
だから、この中国接待云々について突っ込むのは、少々ピントがずれた話なんですよ。
そうそう、話が横道に外れるけど、2ちゃんを中心に広まっているACジャパン叩きにしてもそうです。
こんなコピペが出回ってるけどね…。

1 :名無しさん@涙目です。(東京都):2011/03/28(月) 20:53:15.58 ID:fZzRLR+50

役員(理事・監事)・顧問・相談役|ACジャパン
http://www.ad-c.or.jp/manage/board.html
理事    千葉昭      四国電力株式会社 取締役社長
理事    當眞嗣吉    沖縄電力株式会社 代表取締役会長
理事    西澤俊夫    東京電力株式会社 常務取締役
理事    原田正人    中部電力株式会社 常務執行役員
理事    深堀慶憲    九州電力株式会社 代表取締役副社長
理事    向井利明    関西電力株式会社 取締役副社長
理事    山下隆      中国電力株式会社 取締役社長
理事    若井泰雄    三菱電機株式会社 宣伝部長
名誉顧問 嶺井政治    沖縄電力株式会社 元会長


実際にACジャパンのサイトに行って一覧を見るといい。今の理事長はサントリーの佐治さんで、以下、大企業が70社も理事に連なっていることがわかるだろう。そこから電事連だけ抜いてきてなんの意味があるのか…。
今、原発で起きていること、そしてその原因というのは他にあるでしょうに。それはマスコミとの癒着だの、接待がけしからんだのといった形而下のことではなく、もっと根深いものなんですがね。
これを読むとわかると思うよ。

特別リポート:地に落ちた安全神話─福島原発危機はなぜ起きたか
2011年 03月 30日 11:22 JST

[東京 30日 ロイター] 巨大地震と大津波で被災した東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)・福島第1原子力発電所から深刻な放射能汚染が広がっている。「想定外だった」と政府・東電が繰り返す未曽有の大惨事。

ロイターが入手した資料によると、事故の直接の原因となった大津波の可能性について、実は東電内部で数年前に調査が行われていた。なぜ福島原発は制御不能の状態に陥ったのか。その背後には、最悪のシナリオを避け、「安全神話」を演出してきた政府と電力会社の姿が浮かび上がってくる。 

ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20331720110330



最後に言っておくけど、おいら東電を擁護するつもりなんて、サラサラ無いからな。
もっとも、東電宣伝部が拙ブログに広告を出してくれるんなら、吝かでないがwwww


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 原発事故
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

相州素浪人 

Author:相州素浪人 
記事についてのお問い合わせや質問等はツイッターにてお受けいたします。DMにてご連絡下さい。

https://twitter.com/surounin7777

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター
人気記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
日本語→英語自動翻訳【星条旗】
English English得袋.com
楽天おすすめ
電力使用状況&電気予報
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ブログパーツ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。